川を安全に泳ぎ、身を守る訓練 |
また、スイフトウォーターレスキューは他のレスキュー分野に比べ、非常に歴史の浅い、言わば新しい分野のレスキューとも言われ、 各分野の専門家の間でも、ひとつの大きな課題となっています。このような背景から、レスキュー3では設立以来、スイフトウォーターレスキュー分野の研究、 そして確立を主目的として活動を展開してきました。
チームで浅瀬を歩いて横断する訓練 |
日本を例に取りますと、近年のアウトドアブームにより、多くの人々が川辺でレジャーを楽しむようになりました。その反面、 川辺での事故が増えつつあるのも事実です。このことは、国内ではまだ川の流れの特性や怖さ、急流そのものに関する知識が、人々の間に浸透 していないことからきています。
ロープを使った救助で動滑車の原理を利用して 「倍力」効果を作るメカニカル・アドバンテージ・ システムの訓練 |
現在、このような事実を背景に、国内でもスイフトウォーターレスキューに対する正しい知識と技術を取り入れることが求められています。 そして事故を減少させ、ひいては救助者の安全を確保することが急務となっているのです。
水力学、レスキュー哲学の室内講習 |
(See Rescue 3 Japan website 2009 http://www.srs-j.co.jp)